以前の記事で、beproud-botというSkype-botについて紹介した。
ビープラウドでは、Skype中心といえるほど、Skype無しでは生きていけない状態になっている。
まず開発案件が発生するとSkypeのグループチャットが1つつくられ、関係するメンバーが招待される。
開発案件以外にも「BP総合」という名前の全員がいる部屋や、「マネージャの部屋」「BP Standard(社内の開発知識を体系化/共有するための取り組み)」など、テーマごとに部屋がつくられる。
また、開発を注文いただいているお客様の関係者の方々とも、グループチャットの部屋がつくられる。これによってリアルタイムでお客さんとやりとりが出来、空間・距離の壁を超えたコミュニケーションをとることが出来る。XP(eXtreme Programming)の「オンサイト顧客」をツールで実現していると言っても良いだろう。
そして、Skypeのグループチャットがもたらすメリットは、空間・距離の壁を越えたコミュニケーションが出来るということだけではない。
案件ごとの部屋をみていると、順調に進んでいるのか、フォローしたら方が良いのかということが会話をみていてリアルタイムで察する事が出来るのである。これにより早めのアクションを取る事ができる。
経営者という立場の人にもメリットがある。
リアルタイムな会話をみていることで、社員が何を求めているのか、何を感じているのかということ知ることが出来るのである。
それにより、リアルな社員の要望を、会社の方針や福利厚生などに反映することができるのである。それで生まれたのがBP4という制度である。
これは、経営者の独りよがりでつくってしまいがちな福利厚生(高価な保養施設など)よりもよほど有効なお金の使い方であると思っている。
リアルタイムで会話がされていても、それが自由でリラックスされた雰囲気の中でされたものでなければあまり意味はなさないだろう。
これからも、皆が思ったことを言えるような雰囲気をつくっていければとおもう。
今年の目標102エントリー まであと25