遅れましたが、11月30日(日)に開催されたモデル駆動開発勉強会のまとめ第一弾です。
第一部は、株式会社あゆた の白石俊平さんが「できるSimpleModeling」というテーマで発表していただきました。
白石さんは、wakhokで開催されていた浅海智晴さんのゼミ生で、モデル駆動開発勉強会#2の主題である、SimpleModelerの理論的前提となるSimpleModelingについて説明していただきました。
2日前のBP Study#15 に引き続き発表していただき、感謝感謝です!
資料はこちら
http://www.beproud.jp/doc/simplemodeling_shiraishi.pdf
■はじめに
浅海智晴さん著「上流工程UMLモデリング」を自分なりにまとめたもの
白石さんは、浅海智晴ゼミ出身
■Simple Modelingとは?
・ビジネスの問題からシステムによる解決まで、つまり上流から下流まで全てをカバーする一貫したモデリング体系(浅海智晴さん開発)
■SimpleModelingの大まかな特徴
1.オブジェクトモデルを2つに分類(ドメインモデル、アプリケーションモデル)
2.モデリングのフェーズを5つに分類
業務モデリング、ドメインモデリング、要求モデリング、システムモデリング、設計モデリング
3.各フェーズで分析した結果生成されたモデル要素に対し、「プレフィックス」を付けて管理
4.モデルの視認性を向上し、IDEによる補完を容易にする
■SimpleModelerへ
・Scala言語で書かれたDSLを、Javaプログラム、HTML仕様書へと変換
■その他
Q.業務モデリングのユースケースと要求モデリングのユースケースは何がちがうか
A.業務モデリングのユースケースは、携帯電話ショップでいうと、客が入ってきてから、出て行くまでのユースケース。ここからユースケースをつくらないとビジネスに役に立つシステムができない。要求モデリングのユースケースはシステムに求められる要求をモデル化する。
白石さんありがとうございました!
今年の目標:100エントリーまであと7