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ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

われら茨の道を行く

仕事論

最近、仕事に出かける前にプロジェクトXのDVDを観ています。

今日の朝に観たのは「われら茨の道を行く」です。

国産初の乗用車「クラウン」の開発物語です。

昭和25年頃、トヨタは倒産危機に陥っていました。そのとき、創業者の豊田氏の長年の夢である、国産乗用車を実現しようとひとりのエンジニアが立ち上がりました。それがクラウン開発リーダーの中村氏です。

開発には困難が立ちはだかりました。部品はすぐに破損し、なかなか前に進みません。スポット溶接という技術にチャレンジしたのですが、なかなかうまく行かず、あきらめようという意見も出たそうです。しかし、リーダーの中村氏はあきらめませんでした。

スポット溶接をあきらめれば手作業に逆戻りする」
信念を曲げませんでした。

「国力の少ない日本では、乗用車の開発は無理」と日銀総裁が発言するなど、開発プロジェクトは何度も逆風に立たされました。

そのような中、フォード社が「うちの車をつくらないか」と提携を持ちかけたそうです。トヨタはその提携話を断り、独自開発の道を歩みました。

失敗の続く開発で、中村氏がメンバーに言った言葉です。

「開発は先の見えない夜行列車。度胸を持って走り続けなさい」

その後、トヨタは開発に成功し、国が国産車構想(「日本中の車を国産車にしよう」)を打ち上げるなど、またたく間に日本製の車は世界に広がっていきました。その後にトヨタの大きな発展があるわけです。また中村氏はその後も、技術者であり続け、ハイブリッドカー・プリウスの開発にも成功したそうです。

また、ゲストで出演していたチームメンバーの長谷川氏が言っていた言葉が含蓄があり、とても印象的でした。

「成功の可能性が50%ならやらなければならない。30%でも挑戦する価値はある」


「エンジニアは1つの得意なテリトリがあっても威張れない。2つ、もしくは3つの専門分野があって優秀なエンジニアといえる」


「人も時には悩み、安きについてしまう。信念に基づいてやる時には度胸がいる。人を説得するよりも自分自身を説得する必要がある」

「不安のないものはぼんくら製品。不安を切り抜けたものが名作である」

このDVDにより、とても大事なことを再認識することができました。

・困難に粘り強く立ち向かうエンジニア魂
・強い信念とそれを貫く強さ
・良い製品ををつくろうというベンチャー

安きに流れてしまいがちな自分を戒める意味でも、とても有意義な朝となりました。

今年の目標:100エントリーまであと78。残り320日、45週と5日。