明日、サッカーのアジアカップの準決勝、日本対サウジアラビアがありますが、前回大会2004年のMVPの中村俊輔選手、相変わらず良いパスを前線に出し続けています。
中村俊輔といえば、日本代表の司令塔ですが、テレビ朝日系列の「ナンだ!?」の「司令塔」という回で、中村俊輔がインタビューでこう答えていました。
「ボールだけを見ている選手は良い選手ではない」
司令塔は、敵、味方の陣形、出場しているメンバー、試合展開、パスを出すタイミング、そしてその後の展開など様々なことを1度にイメージして、試合全体を動かしていく役割を果たします。このようなことができるからこそ、チームが優勝した時は、司令塔がMVPに選ばれることが多いのだと思います。
そして、サッカー以外の、普段の仕事でも同じことが言えるのではないでしょうか。
「目の前の仕事だけを見ている人は(本当の)良い仕事はできない」
プロジェクトの状況、メンバー、さまざまな事柄のタイミング、今後の展開などを頭でイメージし、全体を把握しながら、仕事を進めていく。そのように仕事ができる人が、プロジェクトのMVPに選ばれるような価値の高い仕事をする人であると言えると思います。