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ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

ソースレビュー

開発方法論

「実装フェーズにおいてシステムの品質を上げるために、簡単に実施できて、一番効果を発揮する方法はなにか?」と質問されたとしたら、迷わず「ソースレビュー」と答えます。
ソースレビューとは、プログラミングした人がプログラムコードを紙に印刷し、同じチームなどの関係者を集め、実装担当者が、処理順に説明していく作業のことです。
ソースレビューの効果としては、以下のものがあげられます。
・ソースを口頭で説明することによる、不具合の摘出  (説明できないということは、実装に対する論理的な認識が足りないと言える) ・複数人の視点でソースを見ることによる不具合の摘出 ・実装に関しての知識の共有 ・ソースレビューが控えていることによる、怠け、手抜きの防止 ・不具合発生時の、1人にかかる精神的負担が軽減される
etc...

ソースレビューを実施すると、必ずといって良いほど、本人では気づきにくいポカミスが摘出されるものです。ポカミスは人間である以上、ある面、仕方がないので、ポカミスを組織の仕組みで未然に防ぐことが大事です。

ソースレビューは品質の向上にさまざまな効果があるにも拘わらず、実施していない開発現場がとても多いようです。

ソースレビューはそれなりの時間を必要としますが、ソースレビューを「品質への投資」と認識し、必須作業として実施することを、ソースレビューの恩恵を受けてきた者として、強くお奨めします。

ピアレビュー―高品質ソフトウェア開発のために/Karl E.Wiegers
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